前述したように、脂溶性ビタミンは体内に長く(約48時間)蓄積されます。
過剰摂取による症状として、頭痛や吐き気、倦怠感、下痢などを引き起こすことがあります。
また、ビタミンDの過剰摂取により、尿管結石を引き起こすこともあります。
妊娠中は胎児への影響を考え、ビタミンAが多く含まれる食材は避けるように言われていますので、お医者さんともよく相談するようにしてください。
ビタミンEに関しては、目立つ副作用はあまり言われていませんが、良質とはいえ、脂質の多い食材にも多く含まれているので必要以上に摂りすぎるのにも注意が必要です。
基本的に脂溶性ビタミン郡は日々の食事から1日に必要な量は摂取出来るといわれています。
極端な偏食でない限り、過度にサプリメントなどから摂る必要もありません。